ルール

学校の放課後

「しりとりって、終わらせたら負けな気がする」

「悠。しりとりってさ、“会話を永久機関にしたい人類の夢”だよね」 放課後だった。 教室には、西日のオレンジ色がゆっくり広がっている。 誰もいなくなった教室で、春は机に突っ伏しながら、窓の外を見ていた。「急に壮大だな」「だって、“りんご”って...